2020年、コロナ禍でリモートワークが普及し始めた頃に母からの電話を受けて、東京を離れる事にしました
元々は30代いっぱいまで東京に留まると決めていたのですが、
正直なところ、留まる理由が無くなってきていたし、地方の家を探したりもしていたのでタイミング的にも良かったのかも知れません
さて、母からの電話の内容なのですが
「どこに居るのか分からない」
というシンプルな内容でした
母の家系の女性は若年生認知症を発症する事が多いと以前から聞いていたのですが、
とうとう来たか、、、と思ったのを覚えています
それまでの数年の間にも「最近は少し物忘れが酷くて、、、」という電話は来ていたのですが、ちょっと会いに行ってみたり、メールのやり取りなどで様子を見た感じでは大丈夫そうだったので、問題を少し横に置いておいた感があるのは否めません
とは言え、東京を離れるという気持ちにもなっていたし、病院の付き添いなども必要だろうと思ったので一度実家に戻るという決断をしました
この時は、在宅介護が5年間も続くとは思っていませんでしたし、結構軽い気持ちで決めたのを覚えています
そして、これを書いているのが2025年8月23日の午前なのですが、前日の8月22日にショートステイという形ではありますが在宅介護が一旦の終わりを迎えたので
これを機に少しずつですが、この5年間の事を書いていこうかな?と思っています
(以前に書いたものも少しあるので、どうやって進めていこうか悩み中)
5年は長いし、その間に自分がやりたかった事が出来なかったという気持ちも少々あるのですが、それよりも「この5年間が無駄だった」という事にはしたくないなという我儘な気持ちの出口の1つです
ある程度記事が溜まってきたらYouTubeとかにも上げていこうかな?なんて事も思っています
何かの縁で記事に辿り着いた方が、介護などで何か参考になる部分があれば良いなとも考えています
在宅介護が一段落
